MTB サスペンションとブレーキローターに合ったブレーキ台座が必要
ブレーキ台座
マウンテンバイクのサスペンションは、ダウンヒル用のダブルクラウンフォークや、エンデューロ、フリーライド、クロスカントリーなどのシングルクラウンフォー等、使用用途によってサスペンションストロークも様々ある。
その使用用途(サスペンション)によって、推奨のディスクブレーキローター径がある。
その径のブレーキローターを使用すれば、台座(ブレーキマウントアダプター)を使用することなくブレーキキャリパーを直接取り付けることが可能だ。
今回は、「FOX 36」を使用、このサスペンションの推奨ローター径は180mmなので、180mmローターなら台座なしでそのままキャリパーを取り付けできる。
しかしシマノの203mm ローターを使用したいため、今回は写真のブレーキ台座が必要となる。
(シマノ SM–MA–F203P /PM)
対応の台座(アダプター)を使用して、このとおりピッタリ取り付けることができた。
ブレーキマウントの固定方法規格
これはポストマウントと言って、自転車の前後方向にボルトが入ってキャリパーを取り付ける方式で、しっかりキャリパーを固定する前に、キャリパー取り付けボルトを緩めた状態でブレーキを握り、その状態でキャリパー取り付けボルトをしめれば、センターが出るため、簡単に取り付け可能だ。
最近、あまり見ないが、IS(インターナショナルスタンダード)方式は、自転車の横方向にボルトが入るため、ワッシャー(座金)を使って、キャリパーのセンター出しをしなければいけないので面倒くさい。
リアブレーキも同じだが、ブレーキキャリパーの取り付け方式と、ローターとの組み合わせによって、必要なブレーキ台座を使用することになる。
軽量マニアは、台座分の重量増になるため、推奨ローターを使用した方が良いかもしれない。