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シマノ 油圧ブレーキのオイル交換(エアー抜きを)自分で行う方法( DIY)

 

シマノ 油圧ブレーキのオイル交換

 シマノ マウンテンバイク用 油圧ブレーキのオイル交換(エアー抜き)を自分で行う方法を紹介する。

 

必要なもの

 自分で行うには、まずシマノブリーディングキットシマノミネラルオイルを購入しよう。

シマノミネラルオイルだからDOTオイルは絶対に使用してはいけない。)

 

ブレーキフルード交換方法

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 ブレーキレバーを地面と水平にセットしてヘキサゴンレンチで小さなボルトを取り外し(Oリングが付いているので失くさないように)、ブリーディングキットのじょうごをそこに取り付ける。

 

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 キャリパー側は、ブレーキパッドの隙間にスペーサーを挟んでおく(パッドを新品に交換する場合はパッドを取り外し分厚いブリーディングパッドスペーサーを挟む)。

 

 注射器にミネラルオイルを入れ注射器の空気を追い出してから、チューブでキャリパーのオイル注入口に繋ぎ、タイラップでしっかり止める。

 

 オイル注入口のボルト(ブリードニップル)を7mmのレンチで少し緩め、注射器でオイルを注入していく(レバーに取り付けたじょうご内に汚い古いオイルが気泡と共に出てくるので、気泡が混ざらない綺麗なオイルが出てくるまで注入する)。

 

 注入が終わったら、キャリパーのブリードニップルを閉めて注射器を取り外す。

 

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 次にブリードニップルにチューブを取り付け、ブリードニップルを緩めるとキャリパーから気泡があれば出てくるので、キャリパーの向きを変えたり叩いたりしてエアーを抜く(そんなに大量にオイルを抜かないのでよっぽど大丈夫だが、この時じょうごのオイルがなくなるとエアーをブレーキ側から吸ってしまうので注意しよう)。

 

 エアーが出なくなったら、一旦ブリードニップルを閉めて、ブレーキレバーを当たりが出るまで(握りが硬くなる)握って、握った状態でブリードニップルを一瞬緩める(ニップルを緩めて閉めるまでレバーの握りは離さない)と更に気泡が出ることがある。

 

 次に、ブリードニップルをしっかり閉めてチューブを取り外したら、ブレーキレバーをゆっくり握ったり緩めたりを繰り返すと、じょうごの中に気泡が出てくる。

 

 この時レバーをレバーを手前や向こう側に傾けて、ホースを弾いたりしながら、レバーをにぎにぎするとエアーが抜けやすい。

 

 エアーが出なくなったら、じょうごにオイルストッパを刺して、じょうごを取外し、その穴にボルトを締めて終了。

 

 あとはキャリパーもレバーもこぼれたオイルをパーツクリーナ等で綺麗に掃除しておこう。

 

 文章で読むと面倒臭そうだが、意外と簡単にできてしまう。