シマノ 油圧ブレーキを自分で取り付ける方法(SAINT セイント) DIY
シマノ 油圧ブレーキを自分で取り付ける方法
マウンテンバイク(MTB)の油圧ブレーキ、シマノ セイント(SAINT)を自分で取り付けた。
取り付けは、ブレーキレバーとブレーキキャリパーをホースで繋いで、ブレーキフルードを入れるだけだが、それを自分でやってみた。(基本的にシマノならどのブレーキもやり方はほぼ同じだと思う。)
それでは、ブレーキを取り付けていくが、まずはホースの準備から。
必要なもの
必要なものは、ブレーキホースと写真の袋に入っている、オリーブ(BRM785 BH90)とコネクターインサート(Y8JA98020)
黄色いホースを挟む専用工具(TL-BH61)だ。
取り付け方法
この写真で急に完成しているが、ブレーキレバーと接続する側の写真
ホースを、サスペンションが伸び切っても、ハンドルを切っても引っ張られない長さにカッターナイフで綺麗に切断する(斜めにならないように水平に綺麗に切断しないとオイル漏れの原因になるので注意しよう)。
切断したら写真の順番に、左側から、ゴムカバー、コネクティングボルト、オリーブの順番でホースに通しておく。
次に先ほどの黄色い専用工具でホースを挟み、万力などに固定する(なければプライヤーで挟んでもできないことはない)。
ホースが固定できたら、ホースの先端にコネクターインサートを差し込んで、写真のようにしっかりハンマーで打ち込む。
あとは、オリーブとコネクティングボルトにグリスを塗って、ブレーキレバーに差し込み、8mmスパナでコネクティングボルトを締めこむだけ(締め付けトルクは50-70kgf・cm)。
トルクレンチがない人は、ちょっと強めにキュッと締めこめばOK(ブレーキフルードが漏れてきたら増し締めすれば良いので締めすぎて捻じ切らないように注意)。
最後にゴムカバーを被せればレバー側は完成
写真はオイル交換用のカップが既に付いているが、こんな感じでホースとレバーが繋がる。
写真を撮り忘れたが、キャリパー側は、この図のとおりOリングにグリスを塗って、ボルトでしっかり締めこむだけ(締め付けトルクは50-70kgf・cm程度)。
これでブレーキレバーとホース、キャリパーが取り付け完了したので、あとはブレーキフルード(シマノはミネラルオイルを使用)を入れるだけ。
因みに、オリーブとコネクターインサートは再使用してはいけないと記載してあるが、自分の経験から、数回なら再使用可能だ(完全に個人の責任で行なっているため、通常は危険なので再利用はやめたほうが良い。パーツも安いので)。
ブレーキオイル注入(交換)エアー抜きの方法は次回