MTBのサスペンションを FOX 36 に交換したので ダウンヒルコース(富士見)で試してみた
FOX 36 で ダウンヒル(富士見)
MTB(前後200mmストローク程の一般的なダウンヒルバイク)のフロントサスペンションを、今まではダブルクラウン(200mmストローク)の物を使用していたが、軽量化とバイクのコンパクト化を狙って、FOX36(180mmストローク)のシングルクラウンサスペンションに交換してみたので、富士見パノラマで試し乗りしてきた。
動画はAコースの前半、途中で動画が終わったのはフロントタイヤのパンクのためで、今回、フロントタイヤが数回パンクした、いつもパンクなんてしないのに、始めはサスペンションストローク が減ったためタイヤに衝撃がかかりすぎてパンクするのか、自分が下手になったのか、フルボトムしているわけでもないし、障害物にノーアクションで突っ込んでいるわけでもないので不思議だったが、パンク修理をしてすぐに原因がわかった。
(原因はサスペンションのせいではなかった。その内容はこちら↓)
FOX36 のインプレッション
FOX36 の簡単なインプレッションは、もちろん重量が軽くなったため、バイクのフロント部分が軽くなり、走行中、細かいアクションが容易になった。
Aコース前半のハイスピードコースでも、特にダブルクラウン200mmストロークフォークと比べても遜色なくスピードが出せた。
Aコース後半のテクニカル部分では、軽くなった重量とストロークが減ったため、(キャスター角が立ったこともあり)、バイクの動きが少し機敏になった印象だ。
Bコースのようなタイトでテクニカルなコースでは、キビキビ走れる印象で、シングルクラウンになったおかげでハンドル切れ角が大きくなり、これも意外と狭い場所では動きやすくなった要因かもしれない。
結果は、思ったとおりだが、ダブルクラウンに比べて軽量化とトレール変化により、動きが機敏になった。
剛性はやはりダブルクラウンより少しは落ちる感じはするが、それでも特に気にすることなく突っ込んでいけるレベルで、富士見パノラマでは特に問題は感じなかった。
(ウイングヒルズでも特に問題なく使用できた)
セッティング
セッティングは「FOX」の推奨設定で乗ってみたが、(自分の好みや技量により人それぞれ違うが)自分は、もう少しエアー圧を上げて、コンプレッションを強めにかけたいと思った。
しかし、概ね推奨設定でもいい感じだ。
このサスペンションをつけてダウンヒルレース CJ(クップドゥジャポン) 富士見パノラマ に出場したが、レースでも特に問題なく使用できた。