誰でも自分でできる MTB バイク 車 DIY

誰でも自分でDIYできるようにお手伝い。MTB マウンテンバイク(ダウンヒル エリート)、バイク(オフロード等)、車 等(携帯電話でご覧の方は、一番下までスクロールすると記事のカテゴリーがあります)

ロックショックスの故障原因 自分で分解修理する方法(リーコン351)MTB サスペンション DIY

 

ロックショックスの故障原因

ROCK SHOX RECON 351  Soro Air
 
 マウンテンバイク用サスペンション ロックショックス リーコン 351 ソロエアーが、突然半分くらいしかストロークしなくなり、ロックアウトもまったく効かなくなってしまった。
 
 もうそろそろやらなくてはと思っていたが、2年ほどオイル交換もやらず、乗りっぱなしだったのが原因か?
 
 おそらく、内部でオイル漏れが起きていると思われる。
 
分解方法
 早速、分解する。
 
 ロックショックスは自分で簡単に分解できるのでありがたい。
 
 まずエアーを全部抜き、両側のトップキャップを外す。
 

   前から見て、左側(ダンパー側)のトップキャップを外すと、中から左写真の、モーションコントロールユニットが出てくる。
 
 そして、左上からは、ダンパーオイルが130cc出てくるはずが・・・オイルが少ししかない
 
 やはり、オイルシールがダメになり、下室にオイルが落ちたらしい。
 
 右側(エアー室)は何も出てこない。
 

 
 次に、ボトムの赤色のリバウンド調節ノブを引っこ抜き、ロックショックスお決まりの作業→両下側のボルトを半分くらい緩めて、ハンマーで打ち込んでから、ボルトを全部抜いて、アウターチューブからインナーチューブを引き抜こう。
 
 そうすると、下室には両側15WTのオイルが5ccずつしか入っていないはずなのに、ダンパー側からオイルが沢山出てきた。
 
 やはり上室からオイルが漏れて下がっていた。
 
 だからこのオイルが邪魔してストロークできなくなっていた。
 
 上室からオイルがなくなったからロックアウトも効かないはずだ。
  
 次にインナーチューブ下側のクリップを外し、ユニットを引っこ抜く
 

 写真右側(エアー側)
 
ストローク変更
 因みに、このサスペンション、エアー側ユニットの、上の黒い部分に、付属のスペーサーを挟めば80・100・130㎜とストローク変更が可能
 
写真左側(ダンパー側)
   ダンパーユニットが出てくるので、リペアパーツのOリングキットを使用して、Oリング交換し、後は元通りに組み立てれば修理完了
 
使用オイル・オイル量 
(ダンパー側) 上室 5WT 130cc 、下室 15WT 5cc
(エアー側  )  上室 グリス 、下室 15WT 5cc