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最高の オフロード ヘルメット ショウエイ VFX-WR

 

ショウエイ VFX-WR

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 今までものすごく古いヘルメットを使い続けていたが、新しいゴーグル 「100% ACCURI アキュリ」 を購入したらヘルメットも欲しくなってしまったので、色々考えた結果、「SHOEI  VFX-WR」を購入した。 

 

 ショウエイ VFX-WR の価格は結構高いが、大変良いヘルメットなので納得はできる。

 

カラーリング選び

 ホワイト、ブラック、マットブラックは同価格で、その他の派手めなカラーリングモデルは更に少し高価な設定となっている。

 

 自分が選んだカラーは、ブラック(艶あり)、通常バイクに乗るときは地味な色の服装が多いため、派手なカラーのものはヘルメットが目立ってしまい、デザイン的にカッコ悪くなってしまう。

 

 ヘルメットはバイクに合わせるより、服装に合わせた方がバランス良く見える。

 

 マッドブラックは、せっかくのシャープなデザインがあまり目立たなくなってしまうし、ちょっと安っぽく見えたので、シャープなデザインが生き、高級感もある艶ありブラックにした。

 

ディティールを見る

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 箱から出すと、この様にバイザー、マッド ガードが取り外された状態となっているため、組み立てる前にワックス(簡易コーティング剤)で処理しておいた。

 

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 バイザーのサイドには「M.E.D.S.」のステッカーが貼られているので自分は剥がした。

 

「M.E.D.S.」とは、(Motion Energy Distribution System) 衝撃吸収ライナーシステムのことで、ヘルメット内側のライナーが二重構造となっており、外部ライナーと内部ライナーの隙間に凹凸があり、衝撃を吸収するとともに、ライナーがスライドしたり捻れたりして回転加速度を低減させるシステムとのこと。

 

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 マッド ガードは口元への泥の侵入を防ぐものだが、雨の時ゴーグルとヘルメットの隙間から雨が侵入し顔が痛いのも防ぐことができる。

 

 シェルとライナーの隙間にこのパーツを差し込み取り付ける。

 

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 バイザーを3つのネジで取り付け、マッド ガードを取り付ければ完成

 

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 海外製のヘルメットにありがちな大きな帽体ではなく、シャープでコンパクトに見えるアグレッシブなデザインだ。

 

 ノーズカバーは、外側に小石などの遺物が侵入しないようにアルミのメッシュが装備されており、内側には塵やホコリの侵入を防ぐメッシュフィルターが付いている。

 

 ネジ一本で取り外せるためメンテナンスも簡単にできる。

 

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 サイドから後部にかけて立体的な凹凸が付いており、デザイン的にもカッコよく、ゴーグルのズレも防止する。

 

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 内装は、3D形状のウレタンパッドでしっかりフィットし、汗の多い額や頬部に吸水速乾生地を使用し、被り口付近は肌触りの良い起毛生地が使用されている。

 

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 この赤いベルトは、E.Q.R.S.(エマージェンシークイックリリースシステム)といい、事故等で迅速安全にヘルメットを脱がす必要がある時に、この赤いベルトを引くことにより簡単にチークパッドを取り外すことができる。

 

 チークパッドがなくなれば開口部が広くなり、固定も緩まるため簡単にヘルメットを外すことが可能だ。

 

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 通気口も効果的に配置されており蒸れることはない。

 

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 バイザーの下に大量のエアインテークが開いており効率的にエアーを吸入する。

 

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 後部下側には、大量の空気排出口が開いており、頭部の熱気や湿気を逃すようになっている。

 

ゴーグルとのフィッティング

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 先に購入した、新しいゴーグル 「100% ACCURI アキュリ」を着けてみると、マッド ガードとも上手く繋がり、ヘルメットの隙間があまりなくなったため、風雨、泥、砂等の侵入も防ぐことができそうだ。

 

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 色合いも結構マッチしていい感じになった。

 

サイズ選び

 サイズ選びだが、自分は頭のサイズを測定すると約57cm(特に顔や頭が大きいわけでもなく、欧米人のように特に頭の幅が狭いわけでもなく、一般的な東洋人の頭の形状だと思う)

 

 今までもショウエイ(かなり古いVFXのサイズL)だったこともあり、ショウエイVFX-WR のL(59cm)を試着してみると、一発で頭にフィットしストレスはない。

 

 しかもシャープなデザインのため、よりそう見えるのか、帽体も海外製のものより小さく被った感じもかっこいい。

 

 一応、自分の頭のサイズに数値的にピッタリなM(57cm)も被ってみたが、ヘルメットの脱着時に耳が当たり痛いのと、被った感じも全体的に圧迫感があり、チークパッドも口を開けると頬の内側を噛んでしまいそうなくらい結構圧迫している。

 

 新品なので馴染むと内装がもう少し緩むし、スプリントレースで使用するならMも有りかもしれないが、長時間は被りたくない圧迫感があるため、自分はストレスのないLサイズにした(これでもグラつく訳ではなく、しっかりフィットしているためレースで使用しても問題ない範囲だ)。

 

 因みに「パーソナルフィッティングシステム」で、一部が当たったりもう少しキツめ緩め等の微調整もパッド変更でできるらしい(有料だが)。

 

 価格が安い、海外製のヘルメットも考えたが、試着してみるとやはり横幅が狭く、大きいサイズを選ぶこととなり、フィット感もイマイチとなり、帽体も更に大きくなりカッコ悪い。

 

 やはり日本人の頭には、国産が一番ピッタリフィットする。

 

「ショウエイ VFX-WR」は、高価だったが、デザインも性能もよく、軽量で自分の頭に完全にフィットする最高のヘルメットだった。