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オフロード ヘルメット 選び 頭にあったものを購入しよう

 

オフロード ヘルメット 選び

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 新しいゴーグル 「100% ACCURI アキュリ」 を購入したら、今まで使っていたものすごく古いオフロードヘルメットも新調したくなり、購入するヘルメットを選ぶことにした。

 

ヘルメットのタイプ

 ヘルメット選びだが、オフロードヘルメットには、ゴーグルを使用する前提でシールドがないものや、オンロードヘルメットのようにシールドがついているものもある。

 

 シャープでアグレッシブなデザインが好みなら、モトクロスレース等で使用する、ゴーグル着用モデルがおすすめだ。

 

 しかしヘルメットを被るたびにゴーグルをつける手間があるし、雨や風は隙間から入り込んでくる。

 

 シールド付きモデルであれば、風雨も入り込まず、ゴーグル脱着の手間がないため、ツーリング、街乗りメインならそちらが良いだろう(大人しいデザインが気に入れば)。

 

 自分は、ゴーグル使用モデルのデザインが好きだし、レース、山遊びに使用したいためゴーグル使用モデルから選択することにした。

 

 はじめは価格が安めのヘルメットから探しており、ベル(BELL )の MX-9、MOTO-9 辺りを検討した。

 

サイズ選び

 自分は頭のサイズを測定すると約57cm(特に顔や頭が大きいわけでも、欧米人のように特に頭の幅が狭いわけでもなく、一般的な東洋人の頭の形状だと思う)なので、BELLのサイズ的にはM(57〜58cm)だ。

 

 しかし、Mサイズを被ってみると頭のサイドがヘルメットの内側に当たって深く被ることができない感じ、全体的にきつくて明らかにサイズが合っていない。

 

 一つサイズを上げてL(58〜59cm)にするとMよりマシになったが、頭のサイドが当たる感じはまだあり、チークパッドで頬は押しつぶされ全体的に頭が締め付けられきつい。

 長時間使用するのは辛い感じだ。

 

 XL (60〜61cm)にすると、やっと頭のサイドは当たらず深く被ることができる。

 

 やはり欧米のヘルメットは横幅が狭く、前後に長い形なので、東洋人の頭の形には合わないことが多い。(自転車用のヘルメットでも同様で、欧米のヘルメットは日本人に合わないことが多い。)

 

 その他の欧米メーカーのヘルメットの口コミ等をみても大体同じようなことが書いてある。

 

 そこで、HJC(韓国のメーカーで1992年には北米市場で最も支持されるメーカーになったとのこと。)もかなり安いし、韓国製なら東洋人の頭に合うかもしれないと思い試着してみた。

 

 しかし、結果はBELLと同じ。

 

 どうも欧米向けに作られているようで、被れそうなサイズは2サイズアップのXLの感じだった。

 

 どちらも、スプリントレース使用がメインで長時間被らないのであればワンサイズアップ位でいけるかもしれないが、結構締め付けられ感がすごいため頭が痛くなりそうだ。

 

 東洋人の横幅がある頭で欧米のヘルメットを被ろうとすると、横幅を合わせるために、通常より1〜2サイズアップする必要がある。

 

 そうすると前後が緩くなるため、有料オプションの内装で調整する必要がある。

 

 そして更に我慢できなかったのが、どちらのヘルメットも帽体の大きさが大きく(通常よりサイズアップするため更に帽体が大きくなる)被った姿を鏡で見ると、とんでもなく頭が大きくなってしまいカッコ悪い。

 

 結局、MTB (自転車)のヘルメットも含め、欧米のヘルメットはどれも頭に合わないことが多いので、国産のアライかショウエイにすることにしたが、アライの形は帽体が丸く、どうも昔のヘルメットのイメージがあるため、自分はあまり好みではなかった(価格はショウエイより安いが)。

 

選んだヘルメットはこれ

 今までもショウエイ(かなり古いVFXのサイズL)だったこともあり、ショウエイVFX-WR のL(59cm)を試着してみると、一発で頭にフィットしストレスがないため驚いた。

 

 しかもシャープなデザインのため、よりそう見えるのか、帽体も海外製のものより小さく、被った感じも一番かっこいい。

 

 高価だったが唯一頭にピッタリ合ったため、もちろんこれを購入した。

 

 一応、自分の頭のサイズに数値的にピッタリなM(57cm)も被ってみたが、ヘルメットの脱着時に耳が当たり痛いのと、被った感じも全体的に圧迫感があり、チークパッドも口を開けると頬の内側を噛んでしまいそうなくらい結構圧迫している。

 

 新品なので馴染むと内装がもう少し緩むし、スプリントレースで使用するならMもありかもしれないが、長時間は被りたくない圧迫感があるため、自分はストレスのないLサイズにした(これでもグラつく訳ではなく、しっかりフィットしているためレースで使用しても問題ない範囲だ)。

 

 因みに「パーソナルフィッティングシステム」で、一部が当たったりもう少しキツめ、緩め等の微調整もパッド変更でできるらしい(有料だが)。

 

カラーリング選び

 次はカラーリング、これは完全に好みの問題だが、一般的には服装に合わせた色が良いと思う。

 

 バイクの色に合わせる人もいるが、どうも服装と合わない色はヘルメットのカラーが浮いてしまいバランスが悪く見える。

 

 ヘルメットはバイクに合わせるより、服装に合わせた方がバランス良く見える。

 

 モトクロスヘルメットは派手なカラーリンのものも多く、単体ではカッコよく見えるが、派手な服装やバイクでレースに使用するならそのデザインも合うと思う。

 

 しかし先程言ったように、地味な服装で派手なヘルメットは完全にヘルメットが悪目立ちする(普段から派手なファッションの人は大丈夫だが)。

 

 自分は、通常バイクに乗るとき地味な色の服装が多いため、ブラック(艶あり)を選んだ。

 

 マットブラック(艶消し)もあったが、せっかくのシャープなデザインがあまり目立たなくなってしまうし、ちょっと安っぽく見えたので、光が反射しシャープなデザインが生き、高級感がある艶ありブラックにした。

 

 ヘルメット選びは、当たり前だがまず自分が使う用途にあったモデルから探し、お気に入りの形、カラーリング等のデザイン、価格などから選択することになるが、一番大切なのは自分の頭に合う形状のものを選んだ方が良い。

 

注意する点は

 フィットが緩いヘルメットはスピードを出すと風に煽られズレたり、転倒した時に外れたりする恐れがあるため危険だ。

 

 頭に合わず一部が強く当たっていたり、キツくて締め付けが強すぎるものは、脱着も大変で被っていると顎や頭が痛くなるのですぐに嫌になるだろう。

 

 価格が安すぎるものは、通気性が悪かったり、内装の取り外しが不可能なものもあるため、長く快適に使用したいなら内装が取り外し可能で、洗濯できるものにした方が良い。

 

 あと、あまり重量が重いヘルメットは、長時間の使用やレースではちょっと気になるかもしれないのでチェックした方が良い。

 

 一般的には安いヘルメットは重くなりがちだが、安くて軽すぎるものは多分安全性を犠牲にしているので注意した方が良い。

 

 結果、「ショウエイ VFX-WR」は、高価だったが、デザインも性能もよく、軽量で自分の頭に完全にフィットしたため、購入して正解だった。

 

 海外でも国内でも多くのレーサーが使用しているのも納得できる。

 

 これは、おすすめできるオフロードヘルメットだ。