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セロー 250 スピードメーター 取替 で 軽量化 と メーターの誤差をなくす

 

セロー 250 スピードメーター 取替 で 軽量化 と メーターの誤差をなくす

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 ヤマハ セロー 250 はもともとスピードメーターが実際のスピードより少し速く表示される誤差がある。

 

 しかも山遊びのために、フロントスプロケットを 13T に交換したことにより、更にスピードメーターの誤差が大きくなった。

 

スピードメーターを取り外しサイクルメーターに交換

 そこで、軽量化と正確なスピードを表示するために、ノーマルメーターを取り外し、(毎回自分のオフロードバイクに付けている、かなり古いもの)サイクルメーターSIGMA BC800)に交換することにした。

 

(今はSIGMAの新型や他のモデルも沢山あるので好きなものを選択しよう)

 

 ただし自転車用と思われる(なぜか300km/hまで表示するらしいが)のでオフロードバイクには取り付け位置によってはコードを一度自分で切断し、追加コードで延長しないとセンサーが届かないかもしれない。

 

 このサイクルメーターは、「スピード」、「トリップ」、「オド」、「最高スピード」、「時計」等が表示されるだけのシンプルなものだが、最初の写真のハンドル左下に付いているとおりかなり軽量コンパクトだ。

(照明がないので夜は見えないが)

 

 セローのノーマルメーターは、「スピード」、「距離」、「時計」、「ニュートラルランプ」、「ハイビームランプ」、「ウインカーランプ」、「燃料警告灯」、裏技?で「電圧、タコメーター」等いろいろな機能があるため、取り外した際、問題なくエンジン始動し、電装に支障をきたすことなく走行できるか心配だったが、結果は大丈夫だった。

 

(メーターを取り外せば、もちろんこの全ての機能は使用できなくなる。) 

 

ノーマルメーターの取り外し方法

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 それではメーターの取り外し方だが、タンク横のサイドカバーを外すため、まずはシートを取り外す(シートはリアフェンダー下のボルト2本を外せば取れる)。

 

 サイドカバーを外したら、その内側の書類入れ、工具が入っている場所のカバーも外す。

 

 上の写真の、工具、書類が入っているトレーを取り外す。

 

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 トレーの下から出てきたゴムカバーをめくると、カプラーが出てくるので、メーターから繋がっている配線を取り外す。

 

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 一応、配線を取り外したカプラーに水が入らないように、自転車チューブとタイラップで保護しておいた。

 

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 もう1つのカプラーは、メーター下にあるので配線を取り外して、同様にチューブで保護した。

 

 (自分はメーター配線を取り除いたが、配線はそのまま残し、メーターのみ外すのであれば、このメーター下の部分から配線を離脱するだけでよい)

 

 あとは、メーターの取り付けボルトを外せば、メーターの離脱は完了

 

(自分はライトカウルやスタッグバーが既に取り外されているため、簡単にメーターも取れたが、ノーマルの人は、スタッグバーのボルト等も外す必要があったと思う)

 

セロー 250 ノーマルメータの重量

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 これで更に536gの軽量化、セローはフロント周りが重いため、「ライトカウル変更」、「スタッグバー取り外し」、「メーター交換」でかなりの軽量化ができた。

 

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 メーターが外れると、写真のとおりライトユニットや配線が上から丸見え、これでは見た目も悪く、雨が直接かかってしまうのと、このライトカウルは、夜、ライトの光が裏側に透けるため、透けた光が気になって仕方がない。

 

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 そこで、プラスチックファイルの表紙を使用し、切り取って、折り曲げて、穴をあけて、カウルのネジに挟んでカバー作成、シンプルで見栄えも良くなった。

 

サイクルコンピューター(メーター)の取り付け方法

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 ノーマルメーターが外れたため、サイクルコンピューターサイクルメーター)を取り付ける。

 

 このサイクルコンピューターは、車輪にマグネットを取り付けて、フォーク等に写真のセンサーを取り付け、このセンサーで車輪の回転速度を検出し、スピードと距離を表示する。

 

 車輪側のマグネットは、専用のブラケットでスポークに簡単に取り付け可能だが、フォーク側は、車輪のマグネットギリギリの位置にセンサーを取り付ける必要があるので、写真のようなブラケットをアルミ板で作成した。

 

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 こんな感じで取り付け完了、あとはコードをタイラップでブレーキホースに固定すればスッキリする。(ノーマルフェンダーが付いていた穴に固定)

 

 車輪の外周距離を測って、サイクルコンピューターに入力するだけ。

 

 これで、正確なスピードと距離が表示され、軽量化もできた。

 

スピードメーター交換時の注意点

※ このカスタムは安全性が損なわれる恐れがあるのでレース等で使用する(一般道で使用しない)車両以外にはお勧めしない。

 

 また、メーターを交換したバイクは、実際の走行距離がわからなくなり、取引価格が下がってしまうので、自動車公正取引協議会の「走行メーター交換記録シール」を貼付する必要がある。